「アクション・リサーチ支援ネットワーク通信」 読者の皆様へ
新年あけましておめでとうございます。
「アクション・リサーチ支援ネットワーク通信」も3年目に入りました。皆様の熱心な声に支えられて、38号までお届けすることができました。
私たちは、英語教員の「研修」のあり方を見直したいという願いをもって、この通信を創刊しました。教員の研修を、講演中心のものから、教室で教師が主体性をもって行うものに変えて行く必要があるのではないか。そのような問題意識につきうごかされて、様々な課題を提起をしたり、具体的な事例を提供してきました。
2008年7月1日配信に配信した第1号には、「アクション・リサーチの「リサーチ」は、科学的なリサーチではなく、「結果と原因を考えながら、論理的に問題を追及する」という意味でのリサーチです。計画を立てて授業を実施し、指導中に、また事後に振り返り、反省を次に生かすことができれば、ARで一番重要な部分を行っていることになります。」とあります。
授業そのものがリサーチである。日々の教室の中で、生徒たちの声に耳を傾けながら、同僚たちともに、授業について語り合い、お互いを高めていく。学校そのものが、教員の力量形成の場であり、教員の学びの場である。そのような環境の中でこそ、児童生徒たちの真の学びが生まれる。
私たちのゴールはまだ遠いかもしれません。しかし、誰かがビジョンを描き、その実現のために仲間とともに学び続けていかなければなりません。この通信が、その第一歩となることを願っています。
今年も、よろしくお願いいたします。
2010年元旦
アクション・リサーチ支援ネットワーク
佐野 正之 高橋 一幸 金森 強 長崎 政浩
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☆「英語教員のためのアクション・リサーチ支援ネットワーク 」オンライン・レクチャー
http://eflteacherinaction.blogspot.com/
【主宰】佐野正之(松山大学) 【事務局】長崎政浩(高知工科大学)
◎このメールに返信しても、メッセージは送信されません。ARについての質問や疑問点は
masahiro@nagasaki21.com または 0887-57-2105 までお願いします。
Friday, January 1, 2010
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